東日本大震災から丸14年となる2025年3月11日。
私たち夫婦は、奈良県天理市の石上神宮（いそのかみじんぐう）をお参りしました。

石上神宮の石上大神は、起死回生のご利益を持つ御祭神。

私こと矢尾こと葉は、東日本大震災に大きなショックを受け、そこから本当に信頼できることは何か、本当の幸せとは何かを自分に問う、たましいの旅が始まりました。
東日本大震災の傷跡が今も私自身に、そして多くの人の心に残っているように、起死回生の力、つまり逆境から立ち上がる力は、個人的にも国的にも、必要とされているとき。
そのように感じて、大切な日に参拝しようとなったのでした。

その日は雨模様の天候で、まるで涙雨。
石上大神との対話を私はノートに記し、夫はスマホに打ち込んだ後、いったん神社を後にし、私もホトケさんもジャーナリングの時間が足りなかったので、近くのお店へ移動して、さらに続きを。

この日の参拝とジャーナリング、そしてその後行ったヒーリングによって、石上大神の手助けのおかげもあり、私は、14年間、自分にかけていた呪いを解くことができたのでした。
この日、私はようやく、震災後の自分を卒業したのです。

この一連のヒーリングプロセスを、クライシスヒーリング、と名付けました。クライシスとは、危機、です。人生の危機と思えることが、生きていれば多くの人に、人によっては何度も、起こるのではないかと思います。

私にとって、人生最大のクライシスは、東日本大震災の発生とともにやってきました。地震も津波も原発事故も、こんなことは起こるべきではなかったと、現実を受け入れられない私は、だんだんとうつのようになっていきました。

信じてきたことへの疑い、宇宙の愛への疑い、自分への疑い。自責。
私の思っていた宇宙の愛って、なんだったんだろう？
レイキで自分たちを、ヒーリングしてもだめってこと？
自分のヒーリングや浄化が足りなかったから、こんなことになってしまっているの？

傷ついている人を励ますことを書きたいし、言いたい。けれど、被災していない自分の言葉が、誰かを傷つけるかもしれないと思うと、何も言えない。
自分には、語るべき言葉がない。

なんとか自分を明るく立て直そうと努めながらも、私は自責と無価値感と無力感で自分を縛ったまま。言葉を紡ぐ、自己表現をする喉のチャクラを雁字搦めに閉じたまま、海の底に自分の一部を幽閉してしまっていました。

ヒーリングで会いに行ったのは、根の国底の国にいる自分です。とても暗く静かなところです。
大祓詞に登場する祓戸四神の一柱、根の国底の国に坐す速佐須良姫命のように、浄化の仕事をしていた私の一部は海の底で、大人しく黙ってじっとしていました。

その自分に会いに行き、震災への思いと言い分や信念を聞き、諭して癒し、やっと、彼女の脚に付いていた重たい鎖を断ち(太刀)、一緒に根の国底の国から帰還してくることができたのでした。

そのとき私に広がったのは、深い安堵感です。これでようやく、震災の日に起こった出来事からの学びに一つの終止符を打ち、新しい人生を始めることができたのです。

振り返ると、2011年の東日本大震災の発生とともに、私自身に起きた震災うつは、表面上は治ったように見えていたけれど、実はずっと、分離した私はうつ状態だったのでした。

ちなみに石上神宮は、聖なる剣と神宝とその御霊を祀る場所。神武天皇東征の折に、毒によってあわや全滅かと思われた危機に、天からもたらされた十種瑞宝（とくさのみづのたから）によって、起死回生の生き返りをして、戦いに勝利したという、霊験あらたかなエピソードが残されている場所なのです。

もう息が絶えそう、死にそうだという逆境から、どうしたら人は盛り返すことができるのか。V字快復、起死回生できるのか？　置き去りになっている自分の一部を取り戻して、心から無邪気に笑える、本来の自分になることができるのだろうか？
矢尾こと葉自身の、苦しく長かった14年の体験に基づいて、クライシスヒーリングというセッションの形に落とし込みました。

ここまであなたが取り組んできた学びに終止符を打ち、卒業し、本当におめでとう、よくやってきたねと自分のスピリットに伝えませんか？
ヒーリングセッションを通して、サポートさせていただけることを楽しみにしております。

レイキカウンセラー🄬の商標登録は、私たち独自のもの。ヒーリングができるカウンセラーがその正体です。レイキカウンセラー🄬による「レイキカウンセリングセッション」は、レイキヒーリングとカウンセリングを併用する癒しと波動アップの手法です。しっかりとお話を聞きながら、ヒーリングポイントにアクセスして、癒しのプロセスに伴走します。

レイキカウンセラー🄬は、スピリットを尊重する話の聴き方をします。

つらい感情の癒し、古い価値観や考えからの解放などは、レイキヒーリングの得意分野です。

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